4kidshahaの日常

当ブログは「日常」をテーマに、日記のように自由に気持ちを綴っています。

長男の帰省

離れている長男が久しぶりに帰省しました。

コロナの蔓延で無理しないよう伝えましたが、「友人達も帰省するから…」と帰って来ました。5日間の滞在に下の子達も大喜びですが、今年はコロナの影響で夏休みも短縮され、お兄ちゃんが帰省している間も登校なので、少し残念そうでした…。それでも半日なので帰宅するとすぐに甘えて相手をしてもらって楽しんでいました。

私はその姿を見ながらふと、何年か前の光景を思い出していました。下の子がかまって欲しくてお兄ちゃんにちょっかいを出すと、長男はすごい剣幕で怒ってすぐに自分の部屋へ戻って行きました。

大人になったなぁ…

同じ事をしているのに今は笑顔で受けている…。そして、相手をしてあげている…。

何だか微笑ましくて思わずスマホのカメラを向けてしまいました 笑。

そして何より、恋愛、ひとり暮らし、友達関係、将来について色んな話を際限なく父親としている姿に成長を感じると共に、自分自身が歳をとったなぁ…と改めて感じました。

小さい頃は泣き虫でいじけ虫で弱虫で、そんな言葉を並べたらキリがないほどだったのに、話をしている姿がその子なのか?と錯覚してしまうほど驚きがありました。

離れて暮らし始めてまだそんなに経っていないのに、一人で考えて一人で行動してそんな生活をしている中で、長男は知らぬ間に大人になっていたんです。

5日間の滞在も最終日を終えいざ帰るとなると、やはり下の子達は寂しがりました。なので、家族皆で長男を送ることに!

長男は近所の同級生にしばしの別れを告げ、出発。車の中ではまだまだ尽きない…という位長男は饒舌でした。寮の門限より早めの帰寮だったので夕飯用に好物の唐揚げ弁当大盛りを買ってあげて、いよいよ「バイバイ…」の時。でも、まだ一緒に居たいようでした。私も親心が出てしまい、もう少し…と思ったその時、父親は「練習があるんだから」と一言。長男も納得して大きな荷物を車のトランクから出して寮へと帰って行きました。その後ろ姿が寂しそうで…

小さい時、私は仕事が忙しく授業参観などの行事はあまり観に行く事がなかったので、こんな風に寂しい思いをしていたのか?と今更ながら思いました。長男は一度もそんな事を言ったことはありませんが、もしかしたら寂しさを感じていたのかもしれません。

今となってはわかりませんが…

今はコロナの影響もあって、下の子達と過ごす時間は長男と比べると圧倒的に多いです。今のように子育ての時間に余裕があったら…なんて、長男の寂しそうな背中を見送りながら思うと同時に、いつの時も子どもは子どもなんだと感じました。それでも自分の選んだ道を今はしっかり踏みしめて進んでいる長男。そして、その後姿を下の子達も見ている。

子育てって、親が子どもを育てるだげではなく、親も子どもに育てられてると私は思います。子どもに教えられる事って意外とあるんです。また何かのきっかけで喧嘩になった時、子どもの方が正しい事を言っていたりもするんです。だから、子育てに正解も間違いもないんです。自分が良いと思った事、楽しんでいる事を沢山知らせて子どもと一緒に成長していけたら良いのかな?と、ポジティブにこれからの子育てを楽しみたいと思います。